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アニポケ最終回!サトシにとっての「ポケモンマスター」とは? 

サトシとピカチュウの最後の物語である「ポケットモンスター めざせポケモンマスター」が3月24日をもって全11話の放送が終了となりました。また、これにてサトシとピカチュウを主人公とするシリーズは1997年4月1日から約26年間、1240話の放送をもって終了となります。当記事では最終回の「虹とポケモンマスター!」について解説していきます。

 

 

無印キャラとの最後の絡み

冒頭ではカスミ・タケシとの別れから始まります。金銀編160話「サヨナラ・・・そして、たびだち!」にも同様のシーンがあります。

作画に関してやや変わっている部分もありますが、下の新無印のシーンは上の金銀シーンをオマージュしています。

カスミのコダックとサトシのピカチュウは無印から登場しているのでこのシーンも感慨深いですね、、、

そしてサトシとピカチュウは家に帰り、思い思いの時間を過ごします。

ピカチュウがタケシからもらったポケモンフーズを食べる場面ではピカチュウの喜びがめちゃくちゃ伝わってきます。タケシのポケモンフーズは格別なのですね!

上2枚の画像は翌朝、サトシがオーキド博士から呼ばれて急いで家を出たときにママに呼び止められたシーンです。しかし、この時のサトシは新しい靴には履き替えようとしませんでした。この理由については後ほど触れます。

なんと最終回にして久しぶりにケンジが登場しました。今までも回想シーン等で登場したことはありますが、直接サトシと再開したのはこれが初めてではないのでしょうか。2021年には『声優と夜遊び』というネット番組内で、ケンジの声優の関智一さんがスタッフにケンジが登場するか確認したところ二度と出て来ないと言われたそうなので、最後の最後に登場したことには多くの人が驚いたのではないのでしょうか?

ケンジの手持ちポケモンも久しぶりに登場しました。こちらのモルフォンに関してはケンジのコンパンが進化したものだと思われます。サトシのリアクションもケンジのコンパンを知った上でのような驚き方であったため、ここにも制作陣の方々のきめ細やかさが垣間見えます。

シゲルも最終回にしっかり登場しました。そして彼はサトシにこんな問いかけをします。

チャンピオンになったキミはどこまでポケモンマスターに近づけたのかな?

サトシはこれにはすぐに答えることができず、シゲルと分かれた後にも少し考え込む様子を覗かせます。

ロケット団最後の登場とピジョットとの再開

その後、場面は変わってロケット団の三人が登場します。はじめはロケット団内で食堂のアルバイトをしていましたが、結局ピカチュウを捕まえるために食堂を抜け出して集まった形となりました。トキワの森でサトシとロケット団はいつもどおりの闘いをすることになるのですが、ロケット団の登場シーンが非常に凝ったものとなっているため必見です。新シリーズでは恐らくサトシのピカチュウが登場するのは難しいと思われるので、ここでムサシ、コジロー、ニャース、ソーナンスも見納めとなるでしょう。パンプジン、マスキッパが再登場しているのも嬉しかったです!


ロケット団と遭遇したサトシはいつものようにピカチュウを捕まえられてしまいます。しかもその時のサトシはピカチュウ以外のポケモンを預けてしまっていたので、うまく戦えない状況となっていました。そんなピンチに「あの」ポケモンが登場します。

そう、あのピジョットです。実に25年ぶりの再開となりました。ニャースはどうやらサトシのピジョンを覚えていたようで、ロケット団もそれに驚いていました。無事にピジョットの力を借りてロケット団を倒し、ピカチュウを救い出すとさらに驚いた事が起きます。なんと、ピジョットがサトシの手持ちに戻ってきました!無事に約束を果たしたのですね。バタフリーやゲッコウガなどがこの時点では正式に手持ちに戻っている様子は見られない中、この演出は非常に粋なものではないのでしょうか。

サトシが導き出した「ポケモンマスター」の意味

そして場面は代わり、サトシとピカチュウは行き先の宛もなく外に出ます。にわか雨が降り、ふたりは大きな木の下で雨宿りを始めますが、サトシはピカチュウに次のように話しかけます。

チャンピオンはゴールじゃない。オレはまだチャレンジャーなんだって思ってる。もっとたくさんの冒険をして、ポケモンに出会う。毎日起こること全部一つもムダなことなんかない。・・・ オレ、世界中全部のポケモンとトモダチになりたい。それがきっと「ポケモンマスター」ってことなんだ。
「ポケモンマスター」の定義について様々な考察がされてきましたが、サトシらしい考え方ですね。たしかに「世界中のポケモンとトモダチになる」という夢は限りなく見果てぬ夢ではあるでしょう。しかし、だからこそこれはサトシとピカチュウの物語が新シリーズのリコ・ロイ編においても続いているということを意味しているのではないのでしょうか。完全な再登場は難しいかもしれませんが、もしかしたら軽く匂わせる形でサトシとピカチュウが描かれるかもしれません。
そして終盤でサトシはママからもらった新しい靴に履き替えて旅に出ます。これはサトシがポケモンマスターの意味をはっきりさせたことで新無印編の旅を終わらせ、これからはアニメには登場はしないものの、これからも新たな冒険をどこかで始めたということを隠喩していると思われます。つまり、最初の方に靴を履き替えなかったのは、まだサトシ自身がその時点ではポケモンマスターの意味を明確にできていなかったからだということではないのでしょうか。また、この新しい靴には緑色のチェックマークがついており、リコとの関係性を示唆している可能性ももしかしたらあるかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?確かにサトシの旅が終わったことで寂しさを感じる人は多いでしょう。ただ、リコとロイという新たなキャラクターを軸とするアニポケが楽しみな人も少なくないと思います。ポケメモリーはこれからもアニポケについて考察していく予定なので、よろしければぜひ気軽に記事を読んでみてください!

 

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